2007-10-06

特許ゴマすり器 スリッキーN

ゴマすり器を買いました。
たぶん皆さんも一度は見
たことがあるのではと思われる、定番(?)のものです。
私の実家でも使ってました。
その名も「特許ゴマすり器スリッキーN」。
こんな定番商品にこんなこてこてな名前がついていたとは。
商品名
の下には誇らしげに「MADE IN JAPAN」の表示。
すごい、いまだに日本で作っているのか。
ゴマをするのは日本人だけなのでしょうか??

このスリッキーNはパッケージもなかなか突っ込みどころ満載です。

まずは上蓋。
「ヘラナイ ワレナイ シメラナイ」
何でカタカナ?

そして「ワレナイ シメラナイ」はわかるけど「ヘラナイ」って??
ゴマをするカッターの刃がへらないってことかな?









そして、「御使用上の注意」。

「(2)本器はすべてねじにて組み立てゝありますから左へ廻せば分解することが出来ます。」
「組み立てて」が「組み立てゝ」なのがまず気になりますが、それよりよく「分解してはいけません」と書いてあるのは見かけますが、「分解することが出来ます」って。

分解してどうするんだ?
そこを説明してくれないと。
分解して洗えるってことかな?
(5)「シメッタゴマ」これもなぜカタカナ?
(6)「御使用中廻りにくゝなった時は雑物(小石)が臼部に入った時ですから~~~」 なぜ小石がゴマすり器の中に???
昔はゴマの中に小石が混ざっていたの?



最後に「スリッキーの特長」。
「ごまの
栄養価を完全に活かす (おー、そうだね。)
お子さまにもたやすく使える (お子さまは「たやすく」より「簡単に」がいいかな~)
ごまをきれいにカッチングする (「カッチング」って「カッティング」だろうけど、、意味も違う気がする)
お総菜に、麺類、味噌汁に (へー、味噌汁にも入れるんだ)
文化的な食卓のマスコット (ブヒャヒャ!お見事!!!!)」

特長っていうか全体的にキャッチコピーですねー。
しかも突っ込みどころ満載の。

昭和中期を感じさせてくれるとてもいいお買い物でした。