2008-01-14

【チーム・マイナス6%】 環境家計簿作ってみました

環境家計簿なるものを作ってみました。
家庭で排出されるCO2量を電気・ガス・水道などの使用量から推定し、CO2排出削減、ひいては温暖化防止の一助としましょう、というようなものです。

作り方はこちらのサイトを参考にしました。
当然ですが、電力会社の違いなどによって、地域ごとに使用量あたりのCO2排出量が異なるため、その排出係数を都道府県ごとに定義しているという、頑張っているサイトです。

いろいろ発見がありました。
結果はこんな感じです。(クリックすると拡大します。以下同じ)


うちの嫁がしっかりと2001年12月の結婚以来の各種公共料金の料金表などを残していたので、6年分できています。
この表を見て分かるとおり、本来はごみの量も計測するものですが、さすがにそこまでは過去の記録なし。
また、人によってLPガスや灯油、ガソリンも記録しなければならないのですが、我が家には石油ストーブも車もないのでシンプルな表になっています。

この表だけ見てもよく分からないので、グラフにしてみました。
まずは区分別(電力、ガス、水道、、)積上げの時系列のグラフです。


これを見て分かることは、
① CO2排出量という観点では、水道はほとんど影響ない。
② 1年のうちに1月あたりが最も高くなる。
③ 大きな差ではないが、2002年は高く、2003~2005年は低いものの、2006年から上昇傾向?

もう少し掘り下げると、
上の①から推察するに、同様の排出係数で、量もせいぜい月に数キロであると思われる「ゴミ」もほとんど影響ないと思われる。
つまり我が家では電気とガスだけ見ておけばよい。
(もちろんこれはCO2排出の観点だけから言っているので、水やゴミはまた別の観点で考慮する必要があると思いますが。)
③の原因は恐らく住んでいる家の問題。
2002年は昔の銀行の社宅で、2階建ての2階、築20年くらいで隙間風ぴゅーぴゅーのぼろ屋だったせいでしょう。
一方2003~2005年は狭くて気密性の高い公団住宅に住んでいたため、冷暖房効率がよかった。
そして2006年の夏に今のマンションに引っ越してきて、①部屋が広くなった、②風呂がでかくなった、③24時間喚起のおかげで冷暖房効率が悪い、④ガス式床暖房を使うようになった、などのせいで使用量が増えているということだと思います。

積上げ式のグラフではなく、個別の排出量を見てみるとこんな感じです。
こちらは全期間の推移。


そしてこちらは電気だけ取り出して年毎の月比較としたもの。


同じくガス。


まず、ガスの排出量の波の大きさがよく分かりますね。
夏場には20~30くらいなのが、冬場には100以上になったりします。
一方、電気は夏と冬に高くなり、春と秋に下がりますが、ガスほどに上下していません。
(補足:2006年の秋は、今のマンションに引っ越したら契約が30⇒40アンペアになったため高くなっていると思われます。その後30アンペアに契約変更しました。)
低いときの50~60が、高いときで80強くらいです。

つまり、ガスより電気のほうが効率がいいといえそうですね。
ガスは使用量を少し増やすと、すぐに排出量も大きくなってしまう。
排出係数(電気:0.37 / 都市ガス:2.28)の差ですね。

ということで、CO2排出を我が家で削減するためには、優先度順に
① 冬場のガスの使用量を抑える!
② その上で夏・冬の電気の使用量を抑える!
③ 一年を通してこまめに電気・ガスの使用量を抑える
という感じですね。
冬場の暖房費に関してはガスを抑えれば電気が増えるトレードオフの関係のところもありますが、そこはある程度仕方ないでしょう。
床暖房のほうが快適だけど、基本はエアコンにするか。。

これで全体の排出量が下げられるかな?
偶然ながらまさしく今、1年で最もCO2を排出している時期ですから、結果を出せるよう頑張ります。

目標がないといかんですね。
まずは2008年1年間の排出量を、排出量が低かった2003~2005年程度にすることを目標としましょう。
で、月次でその結果をレポートしていこうと思います(きっと)。
頑張るぞー!

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